プレイタウン3

「オカマって気持ち悪いから嫌われるんじゃないのよ。
本当のこと言うから嫌われるのよ、ネ。」

「知らなかったわ。スミマセンというのは目上が目下にあやまるとき、
ゴメンナサイは目下が目上にあやまるときなんですって! …知らなかったわ…ゴメンナサイ」

「アメリカじゃ未だにだよ、何かって言うとリメンバー・パールハーバーって言うけどさ…
パールハーバーの戦艦アリゾナは、あの時に攻撃されたままの形で記念館になってるんだよ。
で、その半分沈んだ船の中の遺体は、そのまま収容されてないんだよ。
忘れるもんかってのは、そういうことなんだよ」

「苦労というのは耐えるもんじゃない。楽しむもんです」

「英語で喧嘩できなきゃ、英語ができるとは言わないんだよ」

「南と北の工作員じゃ、南の方が腕が上ですよ。
北は日本海側からしか誘拐できないけど、南は都心のホテルから誘拐しますから」

「困りましたよ、つつましく小さなコーヒー店やっているのに暴力団の溜まり場になっちゃいましてね。
この近所に連中の事務所が出来ちゃったんです。文句はつけられませんしね。
で、普段はジャズをかけてるんですけど、それをクラシックにしてみたんです。
でも駄目、ビクともしません。それが、あなた、イタリアオペラをかけたら連中が帰るんですよ。
それからずっとイタリアオペラです、ハイ」

「日本人の出生率が1・7というのは、結婚した二人が、二人産まないってことですよね。
そうすると八百年で、日本人ゼロになるんだって…。なっちゃってもいいと思うんだ」

「僕、有名になりたいんです。でも、僕…、
有名になりたいと思っていると、思われたくないんです」

「世の中と寝る電波芸者になれって言われたんだけど、
テレビに出るって、そういうことだったのね」

「考えて書いたセリフを、考えていない役者が読むんですから、
作者が考えたように読める訳ありません。
ただ、役者は、作者が考えてもしなかった読み方で作者をアッと言わせることもできるっていうことです」

「裕次郎の葬儀のガードマンでアルバイトしたんだけど…。
集まったファンを混乱させて交通渋滞を起こさせるというのが仕事でさァ、うん、ちゃんとやったよ」